耳鼻咽喉科ほりクリニック

TRT療法
[耳鳴り再訓練療法]

耳鳴りは様々な原因で発生します。
耳鳴り説明したがって、正確な診断がとても重要です。
そのうえで、最も適切な治療を紹介します。
カウンセリングや漢方処方、特に難聴に伴う耳鳴では、TRT療法という補聴器を使用する治療があります。
TRTとは、「耳鳴り再訓練療法」のことです。
TRTでは耳鳴りに対して「順応」という現象が得られることを目的としています。

耳鳴の基本的理解には、当院のユニークな耳鳴の解説ページも参考にしてください。耳鳴りページはここをクリック

【TRTとは】

TRTは、1980年代にジャストレボフ氏が耳鳴りの神経生理学的モデルを発表し、彼と彼の仲間であるハーゼル氏によって1990年代中頃にからはじめられた治療です。
それまでなかなかよい結果の得られる耳鳴りの治療法がなかった中で世界中に画期的な治療法として広まり、現在でも多くの国で行われている治療法です。
TRTでは耳鳴りに対して「順応」という現象が得られることを目的としています。
順応とは簡単にいうと耳鳴りに慣れてしまうということです。

説明図1 説明図2

【TRT療法をするとどうなるか】

まず最初に、耳鳴りの存在にだんだんと慣れてきて気にならなくなり、反応性の順応という現象がおきます。これはおもに心理的なことから起きてきます。
さらに時間が経過すると知覚の順応ということが起きてきます。
耳鳴りを小さく感じ、意識しなくなるようになるのです。
これは聴覚系において順応が起きることでなります。
ほとんどの人では自然な経過としてこの2つの順応が起きるのですが、一部の人では順応が起きずに耳鳴りを意識し、さらに耳鳴りの経過を補強してしまうという悪循環が起きてしまいます。
耳鳴り 耳鳴りは聴覚系と意識情動系の2つから成り立っているので、音響療法で「適切な音を入れること」と心理療法で「耳鳴りについてよく理解すること」で、聴覚と心理面のそれぞれに順応をもたらして耳鳴りが気にならなくなり、さらに小さく感じるようになっていきます。

説明図

説明図

【耳鳴TRT外来での多角的治療(全身療法)】

当院では、症状を多角的に診て診断しております。 また、治療においても簡易リラクセーション訓練の他、医師とのチームの下で、専門の資格を持った療法士による以下のような療法を取り入れております。

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